看板の料金
看板を利用するといくらかかるでしょうか? 普通の方はそんなこと想像もつかないことと思います。そこでおおよその目安をお教えしちゃいましょう。
看板の料金は「媒体料+製作施工費+撤去処分費」から構成されています。媒体料とは、年間の広告掲出料のことです。製作施工費は看板を作って設置する費用。そして忘れられがちなのが、終了時に発生する原状回復費用の撤去処分費です。
媒体料は更新すれば翌年も発生しますが、製作施工費は設置時の初回のみ。同じように撤去処分費は終了時のみということになります。そして実際の金額は?といいますと。媒体料は場所によって様々ですね。
例として、H1800XW3600ミリサイズの広告面を持った、足の長さ1800ミリくらいの建植看板を考えてみましょう。施工現場は特殊事情のない容易な現場ということであれば、20万前後でしょう。撤去処分費は製作施工費の1/3が目安です。
みなさんには大した違いなんてないように見える看板も、人間に個性があるように1ヶ所ごとに異なります。ですからここでハッキリと金額を提示することは難しいのです。あくまで目安であります。
原稿を考える
看板の設置が決まっていよいよ原稿を考えるときがきました。ここで最も重要なポイントはシンプルなことです。どうしてもあれもこれも表示したくなりがちです。
社名、住所、連絡先、地図、商品、キャッチコピー、ついでに社長の顔写真も入れちゃえ!ということになると、看板にしたときにごちゃごちゃと情報が多すぎるため「何が表示されていたの?」ということになります。
通常原稿は紙に印刷したもので検討しますが、看板は遠く離れて見るものだということを意識してください。小さな文字は、目の前にある紙原稿では識別できますが、看板ではどうでしょうか?よく想像してみることが大切です。太陽の光があたれば色合いも変化します。
時が経てば汚れも付着することでしょう。更に看板が設置されるまわりの風景に注意することも重要です。
濃い色の壁面に同じ濃い色ベースにデザインされたパネルを取り付ければ、目立たないということになりかねません。同じように、他の看板と並んで表示される場合も気をつけたほうが良いでしょう。